1.表面硬度
図2 ナノインデンテーション法による薄膜の硬度測定データ
| コーティング材料 |
硬化条件 |
弾性率(GPa) |
硬度(GPa) |
| アクアミカ |
室温×1ヶ月 |
33 |
3.2 |
| アクアミカ |
900℃×30分 |
74 |
9.4 |
| ガラス |
− |
80 |
8.1 |
| 自動車用A社コーティング剤 |
室温×1ヶ月 |
3.5 |
0.2 |
| シリコーンハードコート |
− |
4 |
0.8 |
| アクリルハードコート |
− |
5 |
0.4 |
| ポリカーポネート |
− |
3 |
0.3 |
|
| ● |
アクアミカの最大の特徴である防汚性は、それのもつ表面硬度に起因しています。自動車ボディにつく水垢のように、軟らかい塗装表面には汚れが中に入ってとれなくなります。アクアミカによる薄いシリカガラス膜がこれをプロテクトします。この裏付けとなるデータが図2です。これは、1ミクロン程度の薄膜の本質的な硬さと弾性率を測定することのできるナノインデンター*という特殊な装置によるデータです。高温焼成させたアクアミカは、ソーダガラス以上の硬さを示し、常温で1ヶ月硬化させたものでも、ガラスの半分程度の硬さにまで達しており、既存のハードコート材と比べても、圧倒的な違いを証明しています。この性質を利用して、膜厚を調整すれば、耐傷性向上にも利用できます。
→See アプリケーション |
| * |
鉛筆硬度とは異なります。鉛筆硬度は塗布した基材の硬さに大きな影響を受けます。基材を含めた一種の破壊試験です。 |
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